- NISAのリアルな利用実態
- 平均投資額と上位層の目安
- シミュレーションで見る資産形成の可能性
💡 こんにちは、公務員のミナトです
「新NISA、みんな始めてるし自分も口座だけは作ったよ」という方、実は結構多いのではないでしょうか?
実は僕自身も、以前は「NISAってなんとなくやっておいた方が良いらしい」という感覚で、とりあえず口座を作って満足していた時期がありました。
でも、実際に活用している人は意外と少なく、平均投資額や将来の資産形成シミュレーションを見ると、ちゃんと活用するかどうかで大きな差がつくと気づきました。
今回は、最新データとシミュレーションをもとに、NISAのリアルな実態と可能性を整理してみます。
📊 NISA口座開設だけで満足している人、意外と多い
金融庁のデータによると、旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)の利用状況は以下の通り。
NISAの種類 | 口座数 | 買付が0円の口座 |
---|---|---|
一般NISA | 約1,257万口座 | 約5.8万人 |
つみたてNISA | 約809万口座 | 約98万人 |
口座を作ったものの、実際には買付をしていない、つまり放置状態の人が一定数存在するのが現実です。
新NISA制度が始まり、より柔軟で魅力的になったとはいえ、口座を開設しただけでは何も変わりません。
せっかく非課税の恩恵を受けられるチャンスを逃してしまっている方が多いのは、もったいないですね。
💰 NISA利用者のリアルな平均投資額
次に、NISAを実際に活用している人がどれくらい投資しているのか、最新のデータを見てみましょう。
月あたりの平均投資額は以下の通り。
- つみたて投資枠のみ利用:約6.2万円
- 全体平均:約6.1万円
この数字を見ると、「思ったより多いな…」と感じる方もいるかもしれません。
さらに、月10万円以上投資している人は全体の約2割というデータもあります。
つみたて枠の上限が月約10万円(年間120万円)なので、しっかり活用している方はこれに近い金額を投資しています。
📈 シミュレーションで見る資産形成の可能性
「毎月どれくらい積み立てれば、将来どんな資産になるのか?」は気になるポイントですよね。
以下は、毎月一定額を年利3%で運用した場合のシミュレーション結果です。
毎月の投資額 | 10年後 | 15年後 | 20年後 | 30年後 |
---|---|---|---|---|
3万円 | 約417万円 | 約729万円 | 約1,097万円 | 約2,641万円 |
5万円 | 約695万円 | 約1,215万円 | 約1,828万円 | 約4,402万円 |
10万円 | 約1,390万円 | 約2,430万円 | 約3,656万円 | 約8,804万円 |
※シミュレーションはあくまで目安です。実際の運用成果を保証するものではありません。
🔑 新NISAを活用するなら早い方が得
今回の新NISAは、以下の点が大きな魅力です。
- 非課税保有期間が無期限
- つみたて枠と成長投資枠を合わせて最大年間360万円
- 生涯投資枠1,800万円
つまり、始める時期が早ければ早いほど、複利の恩恵を受けやすくなり、資産形成の効率もアップします。
「いつかやろう」ではなく、少額からでもいいので、今日から行動を始めることが大切です。
✅ まとめ|口座開設だけで終わらせないNISA活用を
NISAは確かに便利な制度ですが、口座を開設しただけでは何も変わりません。
実際に積み立てを始めてこそ、非課税の恩恵や将来の資産形成につながります。
平均月6万円、上位層は10万円以上。
無理のない範囲でコツコツと続けるだけでも、10年後、20年後、30年後には大きな差が生まれます。
まずは、自分のできる範囲から一歩を踏み出してみてくださいね。
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